経験したことありますか?お葬式・・・・
人はいつか死んでしまいます。
お葬式では焼香の仕方や、服装・・・「香典」や
「弔辞(ちょうじ)」に「受付」にわからないこと
だらけだし・・・「お通夜」と「葬式」「告別式」
はいったい何が違うの?
いろいろネットを見てもいっぱいあって・・・
「りょうぶろぐ」だけみれば大丈夫❗
聞かれたときにしっかりと答えられる。そして
自分が参加したとき、しっかりと対応できる。
これが理想です。
一緒にお葬式マナーの全てを学んで
いきましょう❗
お葬式マナー「仏式」
日本のお葬式の9割以上が仏教式の「仏式」です。
その大まかな流れとして挙げられるのが・・・
前日に行う「お通夜(つや)」と、当日にやる
「葬儀」と「告別式」の3つの流れです。
何が違うんだろう・・・
説明していきますね❗
もともとは亡くなった人を夜通し見守る「通夜」
があり、そう呼ばれるようになったが・・・・
夜通し見るのは大変なので、現在は夕方の6.7時
から約2時間寄り添う「半通夜」が定例で・・・
この時間に亡くなった人と対面し、思い出を
振りかえったり、軽い食事などもする。
そして当日を迎えるが・・・・・その「葬儀」
というものは「亡くなった人を仏に変える儀式」
のことで、親族のみで行います。
一方の「告別式」は、亡くなった人の知り合い
など、関係者に偲(しの)んでもらおうとする
会のことなので、一般参加者は「告別式」に参加
することになる。
なるほど❗
「通夜」は前日に親族や遺族で行う会のこと・・・
「葬儀」「告別式」は当日に行う一般者向けの会
のことを指します。
お葬式マナー「忌(い)み言葉」と「服装」
「この度はご愁傷(しゅうしょう)様です。」
「この度はお悔やみ申し上げます。」などは
「受付」で言う言葉。
あ❗そうなんですか❗
この2つの言葉を連続で言ってください。
なるほど・・・・
これ以外は変に言わなくていいです。
もちろん親しい友人や、久しぶりにあう人も
いるでしょう・・・。でも「久しぶり❗」は
会場の外でやってください。
服装についてはいたってシンプルで「黒スーツ」
であれば大丈夫。白シャツに黒ネクタイ・・・
黒靴下、黒革靴であれば大丈夫です。
逆にNGなのが「露出」で・・座って膝が隠れる
くらいのスカートにして、ノースリーブはダメ。
長い髪はまとめ、ダイヤや石などがついている
指輪も基本的には外し、腕時計も外します。
へぇ〜❗
イヤリングは「揺れないもの」をチョイス❗
お葬式マナー「香典(こうでん)」
香典(こうでん)は「お金」のことで「不祝儀袋」
にいれます。そこに文字を書くのですが・・・・
「御霊前(ごれいぜん)」「御仏前(ごぶつぜん)」
「御香典(ごこうでん)」とどれを書けば良いか
よくわからない❗
これは基本的には「御霊前」を書きますが・・・
「四十九日」以降は「御仏前」と書くのがベスト❗
日にち計算・・・面倒くさい
ですよね❗なので全部「御香典」で大丈夫❗
それなら安心ですね❗
そのお金を入れる袋も・・・知っていたほうがいい
ことがあるんです。それが「結び方」。
ちょうちょ結びは「何度も結び直せる」ので・・
出産のお祝いとかにとてもいい。一方で・・・・
「結びきり」という、上に2本ピーンと伸びている
ものは「一度切りでいいもの」なので、結婚や
御香典の際に使用します。
あ、もちろんヒモは銀色か白黒のね❗
先生・・・気になる金額は?
絶対ダメなのが4万円と9万円。
実は・・・知り合いや職場関係などの相場は
「5.000円」で、親族などは「1万円」です。
もう少し包んでおいたほうが良いなぁ・・・
という場合は30.000円や50.000円と上げていく。
使う漢字も「壱(1)」「伍(5)」など漢字で書く。
そして「万」とは書かず「萬」と書き・・・・
「円」も「圓」と書きましょう❗
はい❗
「1万円」なら「金壱萬圓」と書く❗
その御香典を「袱紗(ふくさ)」に入れて持って
いくんですよ!?ふ・く・さ❗
カバンから香典を出すのではなくて「ふくさ」
から香典を出す。これでかなり他の人との「差」
がつきます。この袱紗に入れる行動をするだけで
「うわっ・・・ちゃんとしてる・・・。」となる。
⇩ 男女兼用の大人な「袱紗」 ⇩
お葬式マナー「行動編」
あの変な木くずみたいなのをつまんで、おでこに
当てる「お焼香」や葬儀で言葉を述べる「弔辞」
などの【行動編】です。
そう❗焼香も何回やればいいかわからない❗
あれは親指・人差し指・中指の3本でやるよ❗
回数については「宗派によって違う」ので・・・
とにかく1回やればよくて・・・当日の様子や
亡くなった人との関係などで2回にしてもOK。
3回でも良いですが、時間がかかってしまったり
3回やるので1回1回が早くなるよりは、1.2回が
ベストです❗
その「焼香」は3本の指でつまんだら、おでこに
寄せて、香炉にパラパラ落としましょう。
先生・・・将来もしかしたら「弔辞(ちょうじ)」もやるかも・・・
たしかに・・・依頼されたら大変だ。
その原稿は特に「忌(い)み言葉」に注意して
書かなければいけない。「亡くなった」は「逝去
(せいきょ)」にしたり・・・・・・「生前は」は
「お元気な頃」だったり・・・他に「増々」とか
「たびたび」とかの「反復言葉」も使用しては
いけない。
へぇ〜❗
よく使ったりする「大往生」や「天寿を全うした」
は実は親族が使う言葉なので、弔辞には使わない
方が良いとされていますので・・・書くとしたら
亡くなった人との出会いから、具体的な思い出を
「言葉を語りかけるように」書きます。
「語りかける」かぁ・・・・
それを「3〜5分間」でお願いします❗
先生・・・もし「いけないとき」は?
お葬式マナー「葬儀に行けないとき」
どうしても行けないときは仕方がありません。
でも大丈夫。行けない場合にも、マナーがある。
それが「代理人」を用意する方法。
代理人!?
亡くなった人と全く関係がない人でも大丈夫。
代理人や葬儀出席代行業者もあるくらい・・・
その場合は御香典の名前の左下に気持ち小さめに
「代」を加えます。そして、奥さんや夫の代理
の場合は「内」を加えれば大丈夫。
へぇ・・・知らないことばかり。
もう一つは「弔電(ちょうでん)」。
インターネットで依頼することができちゃう。
1文字1文字お金がかかってしまいますが・・・
お願いするのもアリ❗
でもね・・・行けなかったときはできるだけ早く
弔問(ちょうもん)でお参りにいくか手紙を書く
必要があります。
いかがでしたでしょうか❗葬儀の機会は滅多に
ありませんが・・・もしその機会が訪れたのなら
しっかりと準備をして、安心して参加できれば
故人への偲(しの)びに集中できる。
1番大事なのはその人への「思い」です。
そこだけは忘れないように・・・