よくニュースで耳にする【民主党】と【共和党】。
その特徴や違い、「歴史」を知っている人は
多くはありません。
たしかに・・・。
何が「民主」で何が「共和」なのか。
超わかりやすくその全てを解説していきます❗
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【アメリカ選挙】民主党と共和党の歴史
アメリカの始まりは【移民】でした。
イギリス人が宗教弾圧から逃げ、命がけで
逃げてきた人たちが新しい街づくりをしよう❗
と動き出すところから始まりました。
え・・・アメリカってイギリス人が作ったんですか!!!?
そうですよ❗「ニューヨーク」や「ニューファンドランド」などのニューは「New」です❗
お〜❗新しい「New」なんですね❗たしかにたくさんある・・・。
移民して街づくりをし、13この街を作る。
しかし最初は【イギリスの植民地】だった。
そのイギリスからの圧力や、税金の圧力
本土イギリスの戦争参加の強制など、たくさん
の圧力をかけ続けられていた「13植民地」は
【独立】を決意します。
なるほど・・・13の植民地チームが最初のアメリカ・・・
そう。アメリカ国旗にもその歴史が象徴されています。
国旗?星の数は「現在のアメリカ50州」の50個とは勉強しましたが・・・
赤と白のストライプ(横線)は【13】本でできているんです❗
えぇ〜〜〜〜❗❗❗すご〜〜〜〜〜い❗
当時のイギリスは世界一の貿易大国。そして
「最強の海軍」を保持し世界の覇権を握っていた。
フランスやロシアなどはそれを良くは思わず
13植民地の独立戦争に協力し、13植民地は勝利、
独立し、【連邦制】を採用した。
13は1つ1つの「州」として独立するも全体は「連携」して1つの国家となる。
それが現在50の州から成り立っているというわけですね❗
もちろん成立当初は「政党」などありませんでした。
フィラデルフィアという場所で今後の
アメリカの話し合いが行われ、「ワシントン」が
初代大統領に決まった。
ふむふむ・・・。有名ですね。
しかし、問題は山積みでした・・・
この話し合いで「憲法制定」が行われ、アメリカの
これからの方向性についてもある程度決定した。
ここで、少々考え方が分かれます。
考え方・・・・?
例えば・・・イギリスとはケンカ別れでいいのか・・・とか
たしかに・・・独立したといってもイギリスは世界最強。
国として「外国との交渉」や「繋がり」は大切。
イギリスとこれからは【仲良くやろうぜ❗】
というのが当時のアメリカ新政府の考えでした。
他にも国内産業を強化し、外国とどんどん貿易
していこうぜ❗みたいな・・・。
めちゃくちゃ良い考え方じゃないですか❗
でもね・・・よく思わない人もいるんです・・・。
イギリスなんて仲良くなる必要ないよ❗
そもそも憲法などいらん❗各州で決めれば
いいじゃないか❗産業よりも広大な地で生産する
「農業」が大事なんだよ❗とかね・・・
あ〜・・・そうか・・・なるほど・・・
アメリカは順調に州が増加していきますが
増加とともに方向性の違いで「対立」が深刻化。
この憲法に賛成し、イギリスと仲良くいこうぜ
というグループを【連邦派】といいます。
これが現在のアメリカにある【共和党】です。
「反連邦派」が現在のアメリカにある【民主党】なんですね❗
そのとおり❗
そしてどんどんと州を増やしたアメリカは
ついに南北が対立しアメリカ国内初の
「南北戦争」にまで発展してしまった。
そして、現在も根強く「民主党」と「共和党」が残る。
現在もその考え方は一緒なんですか?
世界大戦や世界恐慌も経験したアメリカ。その考え方は変わってたりします。
現在の「民主党」と「共和党」
民主党の党カラーは「青」
「大きな政府」とも呼ばれ、人間としての最低限の
生活、幸せな生活を実現させるのが【義務】だとし
社会福祉・生活保護に重点を置いている。
支持基盤はメディアでも【リベラル】と
言われる自由主義者や貧困層、黒人などの
人種的マイノリティーが属し、労働者もこちら。
オバマ大統領や、クリントン、ケネディーも民主党です。
共和党の党カラーは「赤」
あのリンカーンは共和党で、奴隷制廃止から
始まる政党である。「小さな政府」とも呼ばれ、
市場経済を重視し政府の民間への介入を最小限に
している。
支持基盤は中西部の農業地域や南部が多く・・・
裕福な白人やキリスト教も多数。アメリカの風習
伝統を重視したい保守的な人も多い。起業家も
多くはこちらに属する。
あのブッシュ大統領や、ニクソン、アイゼンハワー大統領が共和党です。
こうした政党の歴史や特徴を踏まえながら
選挙戦をみるとまた違った見え方になるかも。