さぁ、日本国民誰もが耳にしたことのある物語。
聞いたことがるけど、内容がよくわからない?
光源氏?紫式部?超わかりやすくお話します❗
あ、こちらは後半の記事になるので・・・
前半は下の記事をクリックしてみてください。
さぁ、超極上プレイボーイの光源氏がついに
都をでて、神戸での暮らしが始まりました。
そこで出会った一人の僧侶・・・。自分の娘を
絶対に光源氏に嫁がせたいと行動に出ます・・・
そして物語はドロドロの展開へ・・・・
⇩ 第1章はこちらから ⇩
-
平氏と源氏の戦いをわかりやすく解説。平氏源氏の源平合戦とは?源氏物語あらすじわかりやすく徹底解説!
2024年の大河ドラマの題材にもなる『源氏物語』の作者:紫式部。その物語がどのようにして誕生したのか。
続きを見る
源氏物語:神戸での新生活
都に戻りたい気持ちを抱えながら僧侶の娘と
生活。そんな日々が続いていると・・・
都の状況が変わったと連絡が来ました。
皇帝として君臨していた桐壷帝が亡くなって
即位した朱雀帝が病に倒れ・・・次の後継者が
光源氏と・・・桐壷帝の妻であり、光源氏に
とって母そっくりな女性との子に巡ってきた。
え❗大チャンスじゃないですか❗❗
もちろん自分の子だとは言えません・・・。
あ、そっか・・・世間的には桐壷帝との子でしたね❗
そこに加え・・・なんと僧侶の娘が妊娠が発覚❗
女の子を産みました。
光源氏は今こそ都で出世ができると思いたち都に
戻った・・・。すると・・・やっぱり都の状況は
変わっていて、今までお付き合いしたり、一晩を
ともにした女性も亡くなっていたり、再婚したり
と変わっていた。
さぁ、都では実の息子であることを隠したまま
皇帝に君臨している冷泉帝(れいぜいてい)が
即位していた。光源氏は神戸でできた女の子を
冷泉帝に嫁がせようと動き、これに成功した。
お〜❗すごい❗❗
その後、光源氏の母そっくりな藤壺帝が死去。
あ、桐壷帝の奥さんでしたね❗
こうして光源氏は権力を手に入れ、都での生活が
始まっていった・・・そして実は冷泉帝は実の父が
光源氏だということをあるタイミングで知る。
しかし、本人に伝えないまま政務を行った。
光源氏は都に「六条院」という居住を建設。そこに
正妻や、あの神戸の奥さん、その娘などを住まわせ
その権力を不動なものにした。
しかし、この光源氏の前に現れた「女」がいた。
え・・・・また女!?
その女は「決して笑わない女」だった・・・。
笑わない女の登場
かつての桐壺帝のあとを引き継いだ朱雀帝には
愛する娘が居た。名前は「女三の宮」。この子
全然笑わない女の子でした。
父の朱雀帝はその嫁ぎ先に困っていたが・・・
光源氏なら大丈夫だろうと白羽の矢を立てた。
そしてこれを受け入れ・・・・・・さらに❗
その女三の宮がある男子から猛烈アタックを
受け、なんと子供を生んでしまう。
バレたらヤバいじゃないですか❗❗
でもバレちゃうんです・・・。
光源氏は大激怒。女三の宮は責任を感じて出家。
妊娠させた男性も精神が崩壊し、死んでしまった。
色々あった光源氏は思います。
俺も色々してきたなぁ・・・・と。
そんな光源氏はその後この世をさります。
源氏物語では光源氏の死ぬまでの話は書かれて
いません。皆さんの心で頭で想像してください。
どんな最期を迎えたんですかね・・・
光源氏の死後の話・・・
あの超絶プレイボーイ&人気の光源氏を継ぐ
主人公は「2人」。それがプレイボーイ「匂宮」
と、真面目な天才クールボーイ「薫(かおる)」。
においみや?
そう、におい宮。
でも実はこの「薫」は光源氏の息子ではなく
光源氏の奥さんに手を出した男との子供なので
皆は光源氏の子だと思っているが、実は違う。
しかも薫はその事実を人づてに聞いてしまった。
そして、匂宮は光源氏の娘の子・・・つまり孫。
2人は【ライバル関係】にあった。
そんなある日、薫が街を歩いていると2人の姉妹
に出会った。2人の姉妹は実に美人で淡麗で聡明
で・・・薫はその姉に恋をした。
しかし、その姉妹は父から「男はろくでもない奴
ばかりだから結婚はするな。」と言われていたので
薫のアプローチに首を振りました。
あらもったいない・・・。
その薫のことを聞いた匂宮はライバル視し・・・
妹にアタック。これが見事成功する。そして
不運なことに薫が好意を寄せていた姉妹の姉が
病気で死んでしまった。
昔から病弱だったんです。
悲しみにくれている薫に妹は言いました・・・。
「薫さん、実は姉にそっくりな腹違いの姉が
いるんです・・・」
おぉぉ❗薫さんラッキー❗
「名前を【浮舟(うきふね)】って言うの」と
妹は言いました。その浮舟のもとにいった薫は
そっくりなことに驚いた・・・。
そして、しっかりと心の準備をしてから告白
しようとしていたら・・・匂宮が先を越し
浮舟を襲ってしまった。
匂宮最低・・・薫に勝てればそれで良いのか。
そう。そして薫が行ったときにはもう遅し。
こうして浮舟は自分の存在価値に疑問をいだいた。
薫は私自身を愛しているわけじゃなく、腹違いの
姉に似ているから渡しを求めた・・・。匂宮は
ライバルから好きな女を取っただけ・・・・。
私は一体何のために存在するんだろう・・・。
悩んだ浮舟は川に飛び込み、自殺した。
でも・・・実は浮舟は自殺したのでが意識がある
ところを寺の住職に助けられた。そして、月日が
経ち、その住職が都に行って話をした・・・。
「そういえばついこの前、川で女性を助けてね。
なんか高貴な男性に言い寄られていたという
綺麗な女性だったよ。ハハハハハ❗❗」
その話を聞いた薫は「ピン❗」ときた・・・。
「絶対にあの子だ・・・間違いない❗」そう思い
すぐにその寺に行って門の前で叫んだ・・・
「浮舟さ〜〜〜ん❗僕と一緒になりましょう❗
僕は本気です・・・あなたを守ります❗❗」
作業をしていた浮舟はすぐに薫だとわかりました。
そして住職に「君のことを呼んでいるみたいだけど
君がその【浮舟】さんなのかい?」
浮舟はゆっくりと答えました・・・
「さて・・・なんのことでしょう・・・。」
これが源氏物語の最後の一文なのです。
おぉ〜〜〜〜❗❗
終わったようで終わっていない・・・私達の想像を
1000年以上も掻き立ててくれている作品が・・・
【源氏物語】なのです❗
⇩ 1000年前の恋の世界へ ⇩