イエス・キリストの誕生

宗教の物語第2話。
⇩ 1話はこちら。 ⇩

聖母マリアのお腹に宿る
その男の子が・・・
のちのイエスである。
彼はユダヤ教信者の母から生まれ
ユダヤ教信者として育つ。
ユダヤ教徒は
「神に選ばれた人達」
であり・・・
将来は
ユダヤ人を救ってくれる
「救世主が登場する」
と考えられている・・・。

少しずつ成長し
「自我」が芽生え始めたイエスは
「選民思想」に
ある疑問を抱いた。

「人間はみんな平等に
救われるべきなんじゃないの?」
「なぜユダヤ人だけが救われるの?」
「神様はみんなを救ってくれる存在でしょ?」
と・・・
ユダヤ教の考え方を変えなきゃと行動に出ました。
しかし・・・
この考え方はユダヤ教を「裏切る考え方」
であり・・・
「神を侮辱する考え方」
である。

こうしてユダヤ人に
「裏切り者」として迫害を受けた。
そしてある日・・・
弟子の中に裏切り者がいることを
知ったイエスは弟子たちを集め
こう言い放った。
「これが最後の晩餐になる」

しかも・・・彼は・・・
黒人です。
ユダに密告された結果
イエスは支配していたローマ帝国に対し
”国家転覆”(=国を滅ぼそう)を考えているとされ
ローマ帝国の処刑方法
「十字架」にかけられ
自らの故郷パレスチナで処刑された。
イエス処刑から数日後・・・

処刑されたイエスを
せめて自分たちの手で埋めてあげようと
弟子たちが処刑場にやってきた・・・
すると?
死体が消えていた・・・。
そして、各地でイエスを見た
という目撃情報があり、弟子たちは驚愕。
弟子たちは
生前のイエスの言葉を各地に伝達し
ときにはユダヤ教徒にも伝達し
多くの迫害を受けるも
必死にイエスの教えを伝え続けた。
「神を信じれば”誰でも救われます”」
と・・・
自然と信徒は増え・・・
いつのまにか自然と【キリスト教】
と呼ばれるようになった。

その難しい不況をし続けた1番弟子が
「ペテロ」
偉大なる彼の遺体は今
誰もが知る「ある場所」に眠っている。

キリスト教徒はペテロのお墓の上に
教会をたて
世界で最も神聖なる教会として
ペテロの意思を
キリスト教の権威を
存続させている。
そのお墓がある場所が
サン=ピエトロ(語源はペテロ)大聖堂

ローマ帝国は弾圧を続ける
キリスト教徒は弾圧され続けた。
しかし「神を信じるものは救われる」
とする教義は多くの人の心を救い
みるみるその信徒数を増やした・・・
その急速に拡大していくキリスト教徒を見た
当時のローマ帝国はついに「キリスト教」を認め
正式に「国の公認宗教」とした!

こうしてキリスト教は
一気に大帝国ローマの隅々にまで
拡大した
時代が進むにつれ、大きくなりすぎたローマは
衰退を重ね・・・
ついには国家分裂が起き、領土はみるみる縮小した。
イスラム教の誕生

縮小するローマ帝国は
多くの新興国に攻撃を受け
ついに巨大帝国は姿を消した。
そしてキリスト教成立から約700年後
”アラビア半島”で
ある1人の商人が
再び神の言葉を聞いた。
再び世界は大きな転換期を迎える❗