イスラム教について

「イスラム教?」
「イスラーム教?」
この疑問を持ったことありませんか?

これと一緒で
「イスラム」の本来の発音は「イスラーム」
なので正しい表記は「イスラーム」です。
イスラーム教についてわかりやすく

「モーゼ」の登場から約700年後
世界はキリスト教徒が増える中
多くの神様が存在する多神教地域であった
”アラビア半島”である1人の商人が
神の言葉を突然聞いた。
メッカで生まれたその商人を
”ムハンマド”と呼んだ。

神の言葉を聞いたムハンマドは
商人の仕事ではなく神の声をうけた
「預言者」
として生きていくことを決めた。
商人だったムハンマドが
仕事そっちのけで布教活動したので
「アイツ・・・かわっちまったなぁ」
と周りから不審に思われ
なかなか人気が出なかった・・・。
「みんな❗多神教はやめよ❗神は1つ。
その神を信じ、その言葉を信じれば
みんなが救われるんだ❗」
全く人気が出なかったムハンマドは
「メディナ」に移動し布教すると大ヒット❗

信者数を増やし、メッカへ帰還し
自らの地元メッカを聖地とした。
イスラーム教徒が増えたもう1つの理由
それが「教義の受け入れやすさ」
当ブログでは「ユダヤ教・キリスト教・仏教」
と解説をしてきました。
⇩ ユダヤ教について ⇩
⇩ キリスト教について ⇩
⇩ 仏教について ⇩
超簡単にそれぞれの宗教戒律(一部)
「キリスト教」
”離婚”は断じて許しません。
「ユダヤ教」
ユダヤの教え以外は完全にシャットアウト。
”安息日”(金曜日日没〜土曜日日没)まで
一切の労働や行動をしない。
「仏教」
自分自身をみつけ、しっかりと修行をする。

それぞれの宗教は戒律(守るべきこと)が
結構きつい。
では・・・イスラームは?

実は離婚も「3回申告制度」
1回目「お前とはやっていけない」
2回目「やっぱりお前とはやっていけない」
3回目「やっぱりだめだ!離婚したい!」
これで離婚成立です。

なので・・・イスラームの結婚は最初
女性のご実家に結納金を支払う。
そして・・・
「別れた女性が他の新しい男と結婚し、
その人と別れたときに再度告白ができる」

このようにイスラームの教義は
とても簡単でシンプル。
イスラーム教の聖地と聖典

ムハンマドの言葉をまとめたのが
イスラーム教の聖典
「コーラン」(=クルアーン)
さぁ、ついにムハンマドにも
寿命がきます。
その死への物語も
このコーランに記されていて・・・
ムハンマドの死に神の使いが現れ
パレスチナに体が運ばれ・・・
大きな岩の横で天に昇った。
その岩の上に建てられたのが
岩のドーム in 聖地パレスチナ

「ユダヤ教」
モーゼが預言者として十戒を授かり
ユダヤ統治の始まりの場所
パレスチナ
「キリスト教」
イエスが生まれ、ユダヤ教を改革しようと
愛を唱えるも、反逆者として十字架にかけられた場所
パレスチナ
「イスラーム教」
開祖ムハンマドが多くの人々の心を救い
その人生の終焉を迎え、天に召された場所
パレスチナ
この「パレスチナ」が3つの宗教の
【聖地】と言われる理由がわかりましたか?

「ユダヤ教」
”神”をヘブライ語で「ヤハウェ」
「キリスト教」
”神”を英語で「ゴッド」
「イスラーム教」
”神”をアラビア語で「アッラー」
言い方は違うだけで
この世を作り上げた存在が「神」
神は同じ、聖地も同じ・・・。
本当に不思議だねぇ・・・。