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みんなが「楽しく学べるように」
一緒に楽しく日本について
知っていきましょう❗
【日本神話:古事記その2】日本はどうやってできた?

前回までのお話・・・
子供がなかなか生まれなかった
イザナギ・イザナミが先輩に相談に
いったところで終わりました。
先輩の「柱」はどんな「アドバイス」を
したのか、楽しみですね❗
⇩ 第1話はこちら ⇩
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日本史勉強法ゼロから学ぶ【日本神話:古事記】日本はどうやってできた?どこよりも日本史わかりやすく解説!日本史流れが肝心!
日本の歴史を知りたい人、苦手だけど楽しく勉強したい人など読むだけで流れがわかる日本史記事です。一緒に楽しみましょう!
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⇧ 天皇家は【神の末裔】 ⇧
柱はこうアドバイスしました。
「イザナミさ、お前から子作りしよう
って誘ってない?そもそもそれがダメ。
こういうのは男から誘わなきゃよ。」

まさかそんなアドバイスだとは思いませんよね❗笑
そうですね❗でも面白い❗そういう説明があればすんなり入ってきます❗

アドバイスを素直に聞いた2人は
子に恵まれました。
第1子として生まれたのが・・・

淡路島です。
ん!!!!!?島!?


はい。島です。凄いの生みました。『古事記』は日本神話ですから❗神話❗❗笑
イザナミは「淡路島」を生み
次に四国を産みました。
イザナミは本州含め「8つの島」を
生んだ。(産んだ順に8つ紹介すると)
本州⇨四国⇨九州⇨淡路島⇨壱岐(いき)⇨対馬⇨隠岐⇨佐渡
この8つの島は
「大八島国(おおやしまのくに)」
と言われ、今の日本の原型となった。

まだ北海道と沖縄は生まれておりません・・・。
イザナミはその後、水の神や風の神など
自然にまつわる神を次々に生みました。
その最後に「火の神」を生みますが
熱すぎて超難産だった。
想像しただけであっちっちですね❗イザナミは大丈夫なんですか?

火の神を産んだイザナミは残念ながら
そのまま死んでしまった・・・。
これに怒ったイザナギは
生まれた火の神を剣で殺した。
死んだイザナミは・・・
死後の世界=黄泉(よみ)の国へ。
イザナギは死んだイザナミに
どうしても会いたくて・・・
黄泉の国へ会いに行きました。

神なので、どこへでもいけます。いいですか?「神話」なので❗❗❗
イザナギは言います。
「おい・・・現世に戻れないのか?
お願いだ・・・一緒に帰ろう❗」
イザナミが返事をします。
「あなた、ありがとう。でも私は
一度死んだのよ・・・そのせいで
醜(みにく)い体になってしまったわ。
こんな姿をみても、一緒に帰りたいって
言ってくれるの?」

黄泉の国では「死者」となるため、顔も体もボロボロになってしまうのです。
イザナギは言います。
「お前がどんな醜(みにく)い
姿に変わろうと一緒に帰る❗」
真っ暗な黄泉の国で火をともした
イザナギは明かり越しにイザナミを見た。
すると・・・
「お・・・お前は本当に・・・
イ・・・イザナミ?気持ち悪っ❗❗❗」
ボロボロになったイザナミをみた
イザナギはそう叫ぶと・・・
黄泉の国から逃げたのです❗
え〜❗最っっっっっ低❗❗❗

イザナミはブチギレます。そして
旦那を逃がさないよう追手を出した❗
なんとか逃げたイザナギは・・・
黄泉の国で体についたホコリを
取り除くため「お風呂」へ・・・
すると?
体を洗った水が突然光り輝き
「ごボボボ・・・・!ぷはぁ❗❗❗
会いたかったです。父上・・・。」
と3人の神が目の前に現れました。
「私は太陽の女神アマテラスよ。」
「私は月の神、ツクヨミと申す。」
「俺は荒神のスサノオだぜ❗」と
「三貴子」とよばれる神々が生まれた。

ちなみにアマテラスは三重の”伊勢神宮”に祀られていますね❗
イザナギは三貴子(子どもたち)に
重要な仕事を任せることにしました。
父であるイザナギは言いました。
「アマテラスは全天界をまとめよ。
ツクヨミには夜の世界を任せよう。
スサノオ、お前のパワーで
大海をまとめよ。」
この仕事の割り振り、
最初は良かったのですが・・・
徐々に三男のスサノオが仕事をサボり
海が荒れることが増えました。
あっちゃー・・・いつの世もだらしない人はいるもんですね・・・

イザナギは言いました。
「スサノオ。悩みでもあるのか?」
スサノオが言います。
「親父・・・俺、母ちゃんにあいてぇ。
黄泉の国にいきてぇよ・・・。」
と悩みを打ち明けました。
母は姿形が変わり、容姿は化け物だ
と説明してもスサノオは全く聞かず
父と喧嘩をし続けた。そしてスサノオは
大海をまとめる仕事をクビになった。
スサノオは言います。
「ニートだよ・・・どうしよ。
とりあえず姉ちゃんとこ行くか。
姉ちゃ〜〜〜ん❗」
アマテラスは面倒くさそうに
「自業自得よ❗クビになって❗
・・・え?ここにいさせてほしい!?」
スサノオは姉であるアマテラスの元に
「居候させてほしい」とお願いしました。
続けてスサノオは言います。
「荒れくれものって言われてるけど、
何も悪いことしないから❗お願い❗」
アマテラスは言います。
「じゃぁ、ちゃんと誓約の儀式して❗
それが成功したら泊めてあげるわ。
あんたのその武器怖いのよ❗物騒ね❗」

儀式は【スサノオの剣をアマテラスが噛み砕き、女神を生み出す。スサノオはアマテラスの持つ勾玉(まがたま)の首飾りを噛み砕いて男神を生み出す。】それぞれ神を生み出せたら、儀式は成功❗というもの。
儀式は成功しアマテラスは
弟であるスサノオを居候させる
ことになったのだが・・・
居候を始めたスサノオは
生活がだらけ、アマテラスの部下に
ちょっかいを掛けるなど超迷惑だった。
え〜・・・スサノオ・・・何してるんだ。

アマテラスはその責任を感じ
元気をなくしてしまった。
「私のせいだ・・・儀式なんて
しなければ・・・」と洞窟に
引きこもってしまったのです。
あっちゃ〜・・・意外と繊細なんですね。


こうして一時、世界から太陽がなくなった。つまり「光が無くなった」
アマテラスの部下たちはどうにか
彼女を洞窟の外にそうと・・・
嘘の「宴会」を開き皆でこう叫んだ。
「アマテラスさんに変わる神様は
こんなに面白い方なのか❗すごいなー❗
アマテラスさんも見たら良いのにー❗」
と嘘で興味を引かせ、洞窟から見事
出すことに成功❗

これが有名な「天の岩戸隠れ」です。
アマテラスが外に出たので
再び光が放たれた。
やはりスサノオはどうにかしないと。
アマテラスはついにスサノオを
「天界から追放」したのです。
追放され、天界から人間のいる
「下界」におりた荒神スサノオ・・・
このあと一体どういう行動に出るのか。
人間がいる下界での生活が
始まろうとしていた・・・。
⇩ ついに神と人間との生活が❗ ⇩
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