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記事を書いています。
一緒に楽しく日本について
知っていきましょう❗
【日本神話:古事記その2】日本はどうやってできた?

前回までのお話・・・
子供がなかなか生まれなかった
イザナギ・イザナミが先輩に
相談しにいったところで終わりました。
先輩の「柱」はどんな「アドバイス」を
したのか、楽しみですね❗
⇩ 第1話はこちら ⇩
柱はこう言いました。
「イザナミさ、お前から子作りしよう
って誘ってない?そもそもそれがダメ。
こういうのは男から誘わなきゃよ。」


アドバイスを素直に聞いた2人は
子に恵まれました。
第1子として生まれたのが・・・

淡路島です。


イザナミは「淡路島」を生み
次に四国を産みました。

イザナミは本州を含め
「8つの島」を生んだ。
(産んだ順に8つ紹介すると)
本州 ⇨ 四国 ⇨ 九州 ⇨ 淡路島
⇨ 壱岐(いき)⇨ 対馬 ⇨隠岐
⇨ 佐渡
これが「大八島国(おおやしまのくに)」
と言われ、今の日本の原型となりました。

イザナミはその後
水の神や風の神など
自然にまつわる神を
次々に生みました。
その最後に「火の神」を生みますが
熱すぎて超難産だったのです。

火の神を産んだイザナミは
残念なことにそのまま死去。
これに怒ったイザナギは
生まれた火の神を剣で殺した。
死んだイザナミは・・・
死後の世界=黄泉(よみ)の国へ。
イザナギは死んだイザナミに
どうしても会いたくて・・・
黄泉の国へ会いに行きました。

イザナギは言います。
「おい・・・現世に戻れないのか?
お願いだ・・・一緒に帰ろう❗」
イザナミが返事をします。
「あなた、ありがとう。でも私は
一度死んだのよ・・・そのせいで
醜(みにく)い体になってしまったわ。
こんな姿をみても、一緒に帰りたいって
言ってくれるの?」

イザナギは言います。
「お前がどんな醜(みにく)い
姿に変わろうと一緒に帰る❗」
真っ暗な黄泉の国で火をともした
イザナギは・・・明かり越しに
イザナミを見た・・・すると・・・
「お・・・お前は本当に・・・
イ・・・イザナミ?気持ち悪っ❗❗❗」
ボロボロになったイザナミをみた
イザナギはそう叫ぶと・・・
黄泉の国から逃げたのです。

イザナミはブチギレます。そして
旦那を逃がさないよう追手を出した❗
なんとか逃げたイザナギは・・・
黄泉の国で体についたホコリを
取り除くため「お風呂」へ・・・
すると?
体を洗った水が突然光り輝き
「ごボボボ・・・・!ぷはぁ❗❗❗
会いたかったです。父上・・・。」
と3人の神が目の前に現れました。
「私は太陽の女神アマテラスよ。」
「私は月の神、ツクヨミと申す。」
「俺は荒神のスサノオだぜ❗」と
三貴子とよばれる神々が生まれた。

イザナギはイザナミの姿に驚き疲れ
三貴子(子どもたち)に重要な仕事を
任せることにしました。
「アマテラスは全天界をまとめよ。
ツクヨミには夜の世界を任せよう。
スサノオ、お前のパワーで
大海をまとめよ。」
この仕事の割り振り・・・
最初は良かったのですが・・・
徐々に三男のスサノオが仕事をサボり
海が荒れることが増えました。

イザナギは言いました。
「スサノオ❗どうした❗
悩みでもあるのか?」
スサノオが言います。
「親父・・・俺、母ちゃんにあいてぇ。
黄泉の国にいきてぇよ・・・。」
と悩みを打ち明けました。
母は姿形が変わり、容姿は化け物だ
と説明してもスサノオは全く聞かず
父と喧嘩をし続けた。
そしてスサノオは
大海をまとめる仕事をクビになった。
スサノオは言います。
「ニートだよ・・・どうしよ。
とりあえず姉ちゃんとこ行くか。
姉ちゃ〜〜〜ん❗」
アマテラスは面倒くさそうに
「自業自得よ❗クビになって❗
・・・え?ここにいさせてほしい!?」
スサノオは姉であるアマテラスの元に
「居候させてほしい」とお願いしました。
続けてスサノオは言います。
「荒れくれものって言われてるけど、
何も悪いことしないから❗お願い❗」
アマテラスは言います。
「じゃぁ、ちゃんと誓約の儀式して❗
それが成功したら泊めてあげるわ。
あんたのその武器怖いのよ❗物騒ね❗」

儀式は成功しアマテラスは
弟であるスサノオを居候させる
ことになったのだが・・・
居候を始めたスサノオは
生活がだらけ、アマテラスの部下に
ちょっかいを掛けるなど超迷惑。

アマテラスはその責任を感じ
元気をなくしてしまった。
「私のせいだ・・・儀式なんて
しなければ・・・」と洞窟に
引きこもってしまったのです。


アマテラスの部下たちはどうにか
彼女を洞窟の外に出したかった。
そこで部下たちは嘘の「宴会」を開き
みんなでこう叫びました。
「アマテラスさんに変わる神様は
こんなに面白い方なのか❗すごいなー❗
アマテラスさんもひと目見たら良いのにー❗」
と嘘で興味を引かせ、隠れていた洞窟から
出すことに成功❗

アマテラスが外に出たので
再び光が放たれた。
やはりスサノオはどうにかしないと。
アマテラスはついにスサノオを
「天界から追放」したのです。
追放され、天界から人間のいる
「下界」におりた荒神スサノオ・・・
このあと一体どういう行動に出るのか・・・
人間との下界での生活が
始まろうとしていた。
⇩ ついに神と人間との生活が❗ ⇩