









第一次世界大戦中の日本




日本は日英同盟を結んでいますので
イギリス側に参戦しました。
戦争はイギリス側の勝利。
日本は物資を製造し、輸出し続けた。










きっかけは1840年のアヘン戦争
イギリスに大敗を喫した中国。
「弱い国」だということが
世界にバレてしまった。




こうしてヨーロッパの列強国が
中国の利権を奪った。
ところが・・・
第一次世界大戦が発生して
中国にいた列強国は
中国どころではなくなってしまった。




これにより日本は戦争景気を迎えました!
しかし・・・「好景気」は
いつか後退します・・・。


それと一緒です。
戦争は終わります。
終わるとどうなるか・・・


そういうことです・・・。
アジアにイギリス製品が戻り
日本の製品が売れなくなる・・・。
戦後恐慌が発生


日本で売れ残り(=余剰生産物)が発生。
景気が悪くなってしまった。
そして、さらに日本にとって
最悪の出来事が・・・


関東大震災の発生


関東にあった多くの企業が被災し
多くの企業が経営難に陥ってしまった。
つまり企業は借金をしたのです。
しかし・・・
この関東大震災によって
企業は借りていたお金を
返すことができなくなってしまった。
これが「金融恐慌」




しかし・・・
震災から3年・・・
その返済はほとんど進まなかった。


当時の内閣総理大臣は若槻内閣
大蔵大臣(現:財務大臣)は
その対策として・・・




よって、この対策案は全然進まなかった・・・
この中で責任を問われ、若槻内閣は総辞職・・・


新しく内閣総理大臣として就任した田中義一
大蔵大臣高橋是清は
3日間銀行を完全休業にし
お札を大量印刷してばらまきました。
コレで解決するかと思いきや・・・
「戦後恐慌」
「関東大震災」
「金融恐慌」
この3つに加え・・・
最悪の出来事が日本を襲った・・・



