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「超面白いギリシア神話」の続編です❗
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超面白い超わかるギリシャ神話のあらすじをわかりやすく解説【ゼウスやオリンポス12神】
この地球上すべてのものはどこから始まったのか。そのすべてが分かる超面白い記事!あの神様たちが豪華出演!
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⇧ 大人気『ギリシア神話』 ⇧
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ギリシア神話とは
前回は女好き「ゼウス」の話で
終わりました・・・。
も〜大変でしたよね・・・。
もう一度家系図を・・・
ディズニーでおなじみ「ヘラクレス」や「日曜劇場」でも話題になった「テセウス」も今回登場します❗
おぉ〜❗それはたのしみすぎます❗
全能なる神ゼウスは超女好きで
たくさんの子供がいます。
神との子供もいれば
人間とのハーフの子供もいます。
そのゼウスの子どもたちが後に英雄と呼ばれ
その英雄たちの物語が現代まで語り継がれる。
これ、めちゃくちゃすごくないですか!!!!!?
たしかに・・・何千年の時を越えて・・・
数千年の時を超え、現世に語り継がれる
ゼウスの子【英雄たち】の物語。
ギリシャ神話史上最強の男【ヘラクレス】
あるところにアルクメネという超絶美女が
いました。彼女の旦那も超イケメン。
子供が欲しかったアルクメネはその夜
旦那と子作りに励みます・・・
そこにゼウスがやってくるのです❗❗
美女には目がないゼウスはそのイケメン旦那に化け
アルクメネと子作りをした・・・。
ゼウス・・・最低・・・
そしてアルクメネはなんと「双子」を妊娠❗
実は1人は旦那との子供で・・・
もう1人はゼウスとの子供という
とんでもない状況になってしまった。
今の時代だったらとんでもないドロドロですね・・・。
ゼウスはアルクメネに言いました。
「先に生まれるのが我が子だ。将来はきっと
王になるだろう〜❗」
このゼウスとアルクメネの子が
「ヘラクレス」でした。
お〜❗ディズニーでもおなじみの❗いろいろなことが起こりそうな予感・・・
この状況にゼウスの正妻「ヘラ」がブチギレた。
「あの男・・・また女と・・・よし、
生まれた子に制裁を加えてやる・・・」
先に生まれるはずのヘラクレスはヘラの呪いで
アルクメネとホントの旦那との子供「イピクレス」が
先に生まれました。
ヘラはそれだけでは怒りが収まらず
ヘラクレスを赤ちゃんのうちに殺そうと
2匹の大蛇を送り込んだが・・・・・
ヘラクレスは生後まもなくにもかかわらず
この蛇を握り殺した。
え・・・・・?
神話ですから❗笑 これを期にヘラクレスは超英才教育を受けるようになります❗
そしてヘラクレスは大人になり妻を持ち、
子を授かった。
ここで再びヘラはヘラクレスに呪いをかけた。
ヘラクレスはヘラにまんまと操られ・・・
我が子を自らの手で殺してしまった。
なぜヘラは旦那の「ゼウス」に呪いをかけないんですか?
ゼウスは【全能の神】なので、彼に呪いをかけたら世界が歪んでしまうんです・・・。だから彼の子に恨みを・・・。
自分の子を自らの手で殺してしまったヘラクレスは
心の救いを求めるため「アポロンの神殿」に行った。
ギリシア人は困ったとき、神殿にいる【太陽神アポロン】に相談をし、言葉をもらい心を救ってもらっていた。
アポロンはヘラクレスに言いました。
「10の試練を超えよ。そうすれば自由になる。
まずは王のもとへ行け。」
ほら、覚えていますか?今の王はヘラクレスではなく・・・?
あ❗呪いで早く生まれた「イピクレス」ですね❗
イピクレスは突然やってきた弟ヘラクレスに
超ビビり・・・「これやれ、あれやれ」と
無理難題をヘラクレスに押し付けまくった。
あ、これが「10の試練」か・・・ヘラクレスは難なくこなせそう。
ヘラクレスは兄イピクレスから与えられた
無理難題を次々にクリア・・・
その難題の最後に待っていたのは・・・
イピクレスは言いました。
「我が弟ヘラクレスよ、最後の課題だ。
地獄の番犬ケルベロスを殺さず連れてこい。」
ヘラクレスは課題を聞いたあと恐る恐る冥界へ。
その冥界を管理するのが冥界の神「ハデス」
ケルベロスはハデスの飼い犬なんです❗ハデス以外には絶対に心を許しません。
ヘラクレスはゼウスの息子なので、家系図からハデスはヘラクレスにとっておじさん。
ヘラクレスのパパのお兄ちゃんってことか❗
ハデスおじちゃんに聞きました。
「ハデスおじちゃん・・・ケルベロス借りれない?」
ハデスは言います。
「お❗久しぶり❗お〜でっかくなって❗
この課題が最後なんだって?ヘラの呪いで子供を
殺しちゃったのもつらかったな・・・・・。
よしっ、ケルベロスつれてけ❗」
このように超簡単にケルベロスを借り
アポロンからの10の課題を成し遂げた。
冥界からの帰り道、ヘラクレスは2人の男と出会うのですが・・・それはまたこの記事の最後に。
え〜❗きになる〜❗
そして自らの苦しみから無事に開放され
新しい妻と一緒になった。
平和に暮らしていたある日・・・
ヘラクレス夫婦がお出かけの途中一本の川を
渡ろうとしましたが、その川が氾濫していた。
困っている2人のもとにケンタウロスが
やってきました。
あの、下半身が馬で、上半身が人間の?
「俺の下半身は馬だ。これくらい大丈夫❗渡るか?」
と助けてくれて、奥さんから川を渡りました。
すると向こう岸でケンタウロスが奥さんを襲った❗
なに〜〜〜〜❗とんでもねぇ・・・ケンタロスひどい!!!!
これを見たヘラクレスは課題で手に入れた
【ヒュドラの毒の矢】を放った❗
見事命中し、ケンタウロスを倒したヘラクレス。
ケンタウロスは死に際に言いました。
「おい、女・・・。旦那はきっと浮気する。もし
他の女に嫉妬心が生まれたらこの毒血のついた布を
懐に仕込むんだ・・・いいな・・・。」
と死んでしまった。
ヘラクレスの奥さんは布を丁寧にしまいました。
そしてある日・・・ヘラクレスは妻に内緒で
美女とイチャイチャしていた。
やはりゼウスの子・・・女好きの遺伝は十分に引き継いでいた・・・。モテるしね❗
それをたまたま見てしまった妻は
布の効果を見ようとヘラクレスの服に
ケンタウロスからもらった布を仕込んだ。
仕込んだ服をヘラクレスが着ると・・・
その布には【ヒュドラの毒】が塗られていたため
ヘラクレスは苦しみ、そのまま死んだ。
え〜❗神❗死んだ!!!!
ヘラの苦しみを受け続けたヘラクレスは
神として天界で丁重に扱われることになった。
そして、ヘラとも和解。
ヘラクレスはヘラとも仲良くするようになった。
英雄ヘラクレスと同期で・・・
ギリシアの首都アテネに王族の男の子がいた。
「僕もヘラクレスみたいに強くなりたい❗」
とヘラクレスを目標に親元を離れ鍛錬に励んだ。
この子は王子であることを
両親から隠されていました。
お調子者だったので、王子だと伝えるとなまけそうだったのですね。
誰だろうな・・・この男の子・・・。
修行に励んでいたその男の子は大きくなり
自分が「王子」だということを知ります。
ヘラクレスのような勇敢な男になり
伝説をたくさん作って、アテネにいる
父親に報告しようとアテネへ帰郷・・・。
帰国すると、王である父がとても悩んでいた・・・理由を聞くと・・・
「息子よ、実はな・・・戦争で負けて
アテネ近くの「クレタ島」に貢物を送ることに
なってしまったのだ・・・。」
父親は続けます・・・
「その貢物というのが【男女7人ずつの生贄】
なのだ・・・。彼らはクレタ島にいる
【ミノタウロス】に食われてしまう・・・。」
これは息子にとってはヘラクレスに近づく
絶好のチャンス。
たしかに・・・ミノタウロスを倒せばヒーローだ❗
息子は言います。
「父上❗その生贄に僕をいれて下さい❗」
王である父は言います。
「わかった。では、1つ約束してくれ。
ミノタウロスに勝てたら帰りの船の帆を【白】。
負けたら帆を【黒】にして帰ってきてくれ。」
こうして息子は他の13人の人質と共に
クレタ島へ船で向かいました。
クレタ島では・・・
「ミノス」という王がいました。
彼の父は「ゼウス」母は「エウロペ」
という神の夫婦から誕生した神の子。
ローマ字で書くと【EUROPE】。そう、”ヨーロッパ”を誕生させた女神が【エウロペ】なのです。
おぉ〜❗❗
ミノスは激しい皇位継承争いに勝利し
クレタ島の王となっていました。
その皇位継承の際に決定打となったのが
ミノスの”神とのつながり”でした。
どういうことかと言いますと・・・
ミノスは以前皇位継承を有利に進めたいと思い
ポセイドンのもとに行き、めちゃくちゃ立派な
牛を借りた。
ポセイドンに感謝したミノスでしたが・・・
「こんな立派な牛、返したくなくなってきた。
俺王になったし・・・そうだ❗」
とミノスは別の牛をポセイドンに返却。
わ・・・笑 ミノス汚ぇな〜❗笑
ポセイドンはすぐに気が付きます。
「ミ〜ノ〜ス〜💢」とブチギレました。
そして、ポセイドンは【ある呪い】をミノスの
奥さんの「パシパエ」にかけた。それが・・・
「牛に恋する呪い」です。
え〜❗牛に恋する5秒前!!!?
牛に恋した「パシパエ」はクレタ島1番の
暴れ牛に恋をしちゃいました。
パシパエはその牛との子がほしい。そこで・・・
「ダイダロス」というクレタ島1番の大工に
メス牛の下半身の模型を作ってもらい・・・
牛との間に子を作った。
これで生まれたのが【ミノタウロス】ってわけです❗
え〜❗凄い面白い・・・・。
ミノスはショックを受けます。
「ダイダロス❗全部お前の責任だ❗
ミノタウロスが絶対に脱出できない迷宮を作れ❗
そして二度と俺の前に現れることがないように❗」
こうしてできたのが
「ダイダロスの迷宮」=ラビリンス
おぉぉぉ〜❗❗ラビリンス❗
この絶対に出ることができないほど超複雑な
ラビリンスにミノタウロスをいれた。
ミノタウロスは主食が「人」なんです・・・。魔物ですね・・・。
このクレタ島の地下にできた”ラビリンス”に
ヘラクレスを尊敬するあの王子が人質として侵入。
お〜❗繋がりましたね❗すご〜〜〜〜〜〜い❗
伝説を残そうとウキウキする王子を見た
ミノスの娘「アリアドネ」は彼に惚れた。
アリアドネは恋する彼が迷宮から
帰ってこないと困ります。
そこでアリアドネは迷宮を作ったダイダロスに
「ねぇ、ダイダロス?迷宮から出るには
どうしたらいいか教えて?いいでしょ?」
と聞いてみました。
ふむふむ・・・・
「彼に糸をつなげてみては?彼のたどる道が
わかります。」
これをきいたアリアドネは
王子に糸を結んであげました。
王子は見事迷宮を乗り越え、
ミノタウロスを倒しアリアドネと
婚約しました。
しかし・・・
ミノスはケンタウロスを殺したくはなかった。
愛する人の子供だし、まぁ、牛ですけど・・・。
まぁ、呪いかけられた妻の子供?牛?ですが・・・笑
実はその後、ダイダロスは迷宮だ出方法を
教えた罪で息子イカロスと幽閉されてしまった。
息子イカロスは言います・・・
「なんで俺も?パパのせいだよ。
翼があったら出られるのに・・・」
その言葉を聞いた父ダイダロスは
息子イカロスにロウで翼を作り
二人で脱出を試みた。
成功したダイダロスと息子イカロスでしたが
調子に乗ったイカロスは天まで飛ぼうとしたが
太陽神アポロンの逆鱗に触れロウが溶け・・・
イカロスは転落死してしまった。
これが『イカロスの翼』という有名なお話。みなさんも調子に乗らないように。乗った後は【落ちるだけ】
さて、ミノタウロスを倒した王子と
彼に惚れたミノスの娘アリアドネも
ミノスからの追手がせまっていました。
王子はアリアドネと結婚したくなく
途中の島でアリアドネを置き去りにし
アテネに帰国しました。
さて、王子の父親はアテネに帰る際、船の旗をどうしてこいと言っていましたか?
「無事に勝った時は帆を【白】
もし負けたのなら帆を【黒】」でした。
この約束を【完全に】息子は忘れていた。
え❗それはやばい❗❗❗
王子は何も気にせず「黒の帆」を掲げ帰郷。
父親は帆をみて、息子が死んだと思い
海に身を投げ、自殺してしまった❗
この父親の名を「アイゲウス」身を投げた海は”アイゲウスの海”と呼ばれ、これが現在の「エーゲ海」の由来。
おぉ〜❗ここも繋がったんですね❗
父親は失ったが英雄として迎えられた王子。
アテネの人々は彼の使用した船を
そのまま後世まで残そうと船の部品を使い
新たなる船を作った。
ここでギリシア神話の1つが生まれる。
その船はその男の船と同じと言えるのだろうか?
確かに部品は使って作り直したが
他はすべて新しい材料。
果たして過去のものと同じ英雄の船と言えるか。
ん〜〜〜〜〜・・・・・・
今まで話をしてきたヘラクレスを目指した王子。
彼の名を「テセウス」
これが『テセウスの船』の物語の由来です。
日曜劇場でも、霜降り明星のせいやが犯人で一時期話題になりましたね❗あの冒頭でも紹介されている物語。
もっともっとヘラクレスに近づきたい
テセウスは、なんとゼウスの娘ヘレネを
奪いに行きます。
そして、テセウスの友人は「冥界の番人」
ハデスの嫁ペルセポネを狙いに。
テセウスもお友達もやんちゃですね・・・笑
ふたりともすごい人達を狙いに行きます。笑
ペルセポネは美女ではありますが
冥界の番人の娘・・・。
テセウスは派手な事をどうしてもしたかった。
そこで・・・親友とともにまずハデスのもとへ。
ハデスは言います。
「なんの用事だ?娘を!?まぁいい。
とりあえず椅子に座って話をしよう。」
といわれ、二人は椅子に座りました。
コレが罠だった・・・。
その座った椅子は「忘却の椅子」
座ったら最後・・・
今までのこともこれからのことも
”全て忘れてしまう椅子”だった。
えぇ〜❗❗❗
もちろん「立つことも忘れる」ので
2人は座った瞬間、植物人間になった。
この話はココで終わると思いきや・・・
この冥界にたまたま1人の男がきた。
そう「ヘラクレス」です❗
先ほど出たヘラクレス最後のミッション。
「冥界の番犬ケルベロスを連れてくる」
これを果たすため、ヘラクレスは
たまたま冥界にきていた。
こりゃまたつながった❗すごいですね❗しっかりストーリーが繋がっている❗
ヘラクレスは忘却の椅子に座っている2人をみて
「ハデス様❗そこのテセウスは僕に憧れてるの。
どうにかその椅子から解放してもらえませんか?
一生のお願いです❗ハデス様❗」
ハデスは言います・・・。
「え〜・・・ケルベロスも貸すのに?
・・・今回だけだよ?でも嫁は渡さないよ❗
テセウスだけね❗」(もう1人はダメ)
忘却の椅子から解放されたテセウスは
目の前にヘラクレスがいてビックリ❗
無事に冥界からギリシアへ帰還します。
ところが・・・
自分の名誉だけのため冥界へ行った事。
ゼウスの娘ヘレネを誘拐しようとした事。
この非常な行動に国民の信頼はガタ落ち。
ヘレネも独身だったため、連れ戻され
テセウスはギリシアを追われ
異国の地で死んでしまった・・・。
確かに・・・やんちゃすぎましたね・・・仕方ない気がします・・・。
テセウスは人間でした。そして、
神に近づこうと非情な行動をとってしまった。
人間は非常な生物だと証明してしまった。
アテネから連れ戻されたヘレネは
ギリシアの男たちから結婚を次々に
申し込まれます。
超絶美人のゼウスの娘ヘレネに
人間の男どもが欲情のまま結婚要求。
そしてこのヘレネを奪い合う戦いが
始まってしまう。
神の女性を奪い合う”人間の非道な戦い”
これが人間初の「戦争」である。
そういうことだったんですね❗ギリシャ神話面白すぎます❗
争いをやめない人間に対し神々は失望。
「もう人間とは一緒にいられないな。
天界へ戻ろう・・・」
神々は天界へ次々に戻ってしまった。
そのなかで「アストライア」という
女神がいました。
彼女は言います。
「きっと人間たちはまた頑張ってくれる。
もう少し様子を見ようと思うわ・・・
何かあったらこの天秤にかけて❗
善悪を判断するわ❗」
しかし、争いをやめない人間を見て、
このアストライアも結局天界へ
昇ってしまった。
1番近くで人間を見ていたいという
アストライアは「おとめ座」となり
地球から最も近い星座として
我々を見守っている。
えぇ〜www素敵❗
また、彼女の持っていた天秤は「てんびん座」
となって人間に一番近い天界の神となった。
ギリシア神話いかがでしたか?
次は最終章・・・
神々が見ている中、神の子ヘレネを
奪い合う人間同士の醜い戦争が
刻一刻と迫っていた・・・
⇩ 最終章❗史上初の「戦争」スタート❗ ⇩
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