宗教の物語第2話。
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【世界の宗教わかりやすく学ぶ】ユダヤ教キリスト教の違いや、ユダヤ人とはどんな人?三大宗教の聖地も紹介!
世界で一番古い宗教は「ユダヤ教」であることは知っていますか?キリスト教でもイスラーム教でも仏教でもありません。
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【わかる歴史】イエス・キリストの誕生
聖母マリアのお腹に宿るその男の子がイエス。
彼はユダヤ教信者の母から生まれ・・・
ユダヤ教信者として育つ。
ユダヤ教徒は「神に選ばれた人達」であり・・・
将来いつかユダヤ人を救ってくれる「救世主」が
登場すると考えられている。
この考えが【選民思想】。ユダヤ教徒は「選ばれた人間」だと。
母の愛を受け、少しずつ成長し「自我」が芽生え
始めたイエスはこの「選民思想」に疑問を抱いた。
ある疑問・・・ですか?
「人間って全員平等に救われるべきなんじゃ?」
「なぜユダヤ人だけが救われるの?」
「神様はみんなを救ってくれる存在でしょ?」
と・・・賛同した弟子とともに、ユダヤ教の
考え方に異論を唱えたのです。
しかし・・・この異論はユダヤ教を「裏切ること」
であり・・・ユダヤ教の人々にとっては・・・
「神を侮辱する考え方」である。
イエスはもとは「ユダヤ教徒」なわけですからね・・・。
そうなんです。お母ちゃんも困りまくる・・・。
こうしてユダヤ人に「裏切り者」と迫害を受けた。
そんなある日、弟子の中に裏切り者がいることを
知ったイエスは弟子たちを集め、こう言い放った。
「これが最後の晩餐になる」
【『最後の晩餐』の絵に隠されたメッセージ】「裏切り者の正体」それは、左から5人目。右手に何かを握る男「ユダ」である。
「なんで密告したことを知ってるんだ!?」
と驚き、唯一彼だけ体がのけぞっていて・・・
他の弟子は「まさか❗」とか「私は違う❗」と
アピールしていますね。
ほ、ほんとだ❗❗
しかも彼は・・・少ない黒人弟子の1人。右手には密告報酬の金袋が。
ユダに密告された結果、イエスは支配していた
ローマ帝国に対し”国家転覆”(=国を滅ぼそう)
を考えているとみなされ、ローマ帝国の処刑方法
「十字架」にかけられ、自らの故郷パレスチナで
処刑された・・・。
【わかる歴史】イエス処刑から数日・・・
処刑され、はりつけにされているイエスを・・・
せめて自分たちの手で埋めてあげようと弟子たち
が処刑場にやってきました・・・すると・・・
なんと死体が消えていた・・・。
さらに、各地で「イエスを見た」という目撃情報
があり、弟子たちは驚愕・・・。それからの弟子
たちは、生前のイエスの言葉を各地に伝達し、
時にはユダヤ教徒にも伝達。
ユダヤ教にもですか???
そう・・・凄いですよね・・・。
多くの迫害を受けるも、必死にイエスの教えを
伝え続けた。「神を信じれば誰でも救われます。」
と・・・
すると自然と信徒は増え、いつのまにか自然と
【キリスト教】と呼ばれるようになった。
ユダヤ教徒への布教は特に難しかった。ユダヤ教から独立したのがイエスだから・・・。
その難しい布教をし続けた1番弟子が「ペテロ」
で、偉大なる彼の遺体は今なお、誰もが知る
「ある場所」に眠っている。
誰もが知る場所???どこだろう・・・。
キリスト教徒はペテロのお墓の上に教会をたて
世界で最も神聖な教会として「ペテロの意思」を
「キリスト教の威厳」を存続させている。
そのお墓がある場所が・・・
サン=ピエトロ(語源はペテロ)大聖堂
ローマ帝国はその後もキリスト教へ弾圧を続け
るが・・・「神を信じるものは救われる」とする
教義は多くの人の心を救い、その信徒数を急速に
増やしていった・・・
急速に拡大していくキリスト教徒を見た当時の
ローマ皇帝はついに「キリスト教」を認め、
正式に「国の公認宗教」とした。
あ❗世界史で勉強しました❗コンスタンティヌス帝ですね!?なるほど・・・。
こうしてキリスト教は一気に巨大帝国ローマの
隅々に拡大した。
そして、時代が進むにつれ、大きくなりすぎた
ローマは衰退を重ね・・・ついに国家分裂が
起き、領土はみるみる縮小し、キリスト教も
派閥分裂してしまった。
これが【ギリシア正教】や、【カトリック】といった派閥なんです。
な〜るほど・・・帝国分裂が・・・。
【わかる歴史】イスラム教の誕生
縮小するローマ帝国は多くの新興国に攻撃を受け
ついに巨大帝国は姿を消した。そして・・・
キリスト教成立から約700年後・・・
アラビア半島である1人の商人が再び神の言葉を
聞き・・・再び世界は大きな転換期を迎える❗
⇩ イスラム教の誕生❗ ⇩
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