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【わかる歴史】イスラム教について
「イスラム教?」「イスラーム教?」
たしかにどっちが正解なんですか?
「雰囲気」は「ふいんき」ではなく「ふんいき」です。
これと一緒で「イスラム」の本来の発音は
「イスラーム」なので・・・正しい表記は
「イスラーム」です。
【わかる歴史】イスラーム教の誕生
「モーゼ」の登場から約700年後・・・世界は
キリスト教徒が増え続ける中、多くの神様が
存在する多神教地域であった「アラビア半島」
で・・・1人の商人が神の言葉を突然聞いた。
メッカで生まれたその商人の名前は・・・
「ムハンマドさん」。
聞いたことあります🎵❗
神の言葉を聞いたムハンマドは商人の仕事を辞め
神の声をうけた「預言者」として生きることを
決め、布教活動をはじめた。
商人だったムハンマドが仕事を辞め、突然熱心に
布教活動したので・・・周りから不審に思われ
なかなか人気が出なかった・・・。
そりゃそうですね・・・突然だもん・・・。
友達が突然仕事辞めて、布教活動してたら怖いですよね。
「みんな、多神教はやめよ❗神様は1つだよ。
その神を信じ、その言葉を信じればみんなが
救われるんだ❗」ってね。
全く人気が出なかったムハンマドは「メディナ」
に移動し布教すると大ヒット❗
え?なんで!?
例えば「タピオカ」。もとは台湾の茶屋がチャレンジでお茶に「タピオカ」を入れたのが始まり。地元では全く売れなかった。
あ、そうなんですね❗日本で爆発的ヒットでしたよね❗
そう❗場所を変え販売するとめっちゃ受け入れられて、大ヒット❗
ムハンマドも同じで、運が良かった・・・。
こうして信者数を増やし、メッカへ帰還し
自らの地元メッカを聖地とした。
イスラーム教徒が増えた【もう1つの理由】
それが「教義の受け入れやすさ」です。
当ブログでは「ユダヤ教・キリスト教・仏教」
と解説をしてきました。
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超簡単にそれぞれの宗教戒律を紹介(一部)
「キリスト教」
”離婚”は断じて許しません。
「ユダヤ教」
ユダヤの教え以外は完全にシャットアウト。
”安息日”(金曜日日没〜土曜日日没)まで
一切の労働や行動をしない。
「仏教」
自分自身をみつけ、しっかりと修行をする。
修行僧を頭に思い浮かべてみてください。髪を剃り、布をまとい、仏法を唱える。
自分に厳しくか・・・・
それぞれの宗教は戒律(守るべきこと)が結構
きついんですが、イスラームは・・・基本的に
「1日5回メッカの方角に祈ればそれでいい。」
お・・・・少ない。
こまかく紹介すればあるんですが・・・例えば・・・
離婚については面白くて・・・「3回申告制度」
なんです。
1回目「お前とはやっていけない」
2回目「やっぱりお前とはやっていけない」
3回目「やっぱりだめだ!離婚したい❗」
これで離婚成立です。
でも、これだとモテる男はとっかえひっかえ結婚してしまうのでは?
そうそう❗笑 なので・・・
イスラームの結婚は最初に女性のご実家に結納金
を支払い・・・さらに「別れた女性が、他の男と
結婚し、その人と別れたとき再度告白ができる。」
なんてシステムなんです。
へぇ〜❗おもしろい❗お金は払うんだ・・・。
このようにイスラームの教義はとてもシンプル。
それが市民にとても受け入れやすかったわけ。
【わかる歴史】イスラーム教の聖地と聖典
ムハンマドの言葉をまとめたのが聖典である
「コーラン」(=クルアーン)というものです。
ムハンマドにももちろん寿命がくる。その死への
物語もこのコーランに記されていて・・・・・
ムハンマドが死ぬと、神の使いが現れ、遺体を
パレスチナに運んでいき・・・大きな岩の横で
天に昇っていった・・・とされている。
その岩の上に建てられたのが【岩のドーム】
in 聖地パレスチナです。
つまり・・・「ユダヤ教」にとってパレスチナは
モーゼが預言者として十戒を授かり・・・
ユダヤ統治をした始まりの場所で・・・。
「キリスト教」にとってパレスチナは・・・
イエスが生まれ、ユダヤ教を改革しようと
愛を唱えるも・・・反逆者として十字架に
かけられた場所で・・・。
「イスラーム教」にとってのパレスチナは・・・
開祖ムハンマドが多くの人々の心を救い・・・
人生の終焉を迎え、天に召された場所・・・。
この「パレスチナ」が3つの宗教の【聖地】
と言われる理由がわかりましたか?
みんなにとって【大切な場所】なんですね・・・・。
「神」についても確認です。それぞれ言葉も違うので「神様」ひとつしても言い方がバラバラ。
「ユダヤ教」
”神”をヘブライ語で「ヤハウェ」
「キリスト教」
”神”を英語で「ゴッド」
「イスラーム教」
”神”をアラビア語で「アッラー」
こんな感じで言い方は違うだけで、この世を
作り上げたそれぞれの存在が「神」であり、
聖地もみな同じ・・・。
支え合えば、守りあえばいいのに争い合う。
これがいまの世界なんですね・・・。