一国二制度と逃亡犯条例【超わかりやすく徹底解説】

一国二制度 トレンド
生徒
先生!またよくわからないことが・・・「香港」って中国の中にあるんですよね?ニュースでよく見る香港の「一国二制度」ってなんですか?
デビルン
たしかにや・・・「1つ」なのか「2つ」なのかはっきりせぇよ!しかもなんや?香港、今いろいろと話題になってるやん?なんでそんな揉めてるんや!?
Ryo先生
たしかに今ニュースでよく香港が出てきますね。今日は香港の位置づけを明確にし、疑問を解決しましょう🎵「一国二制度」や去年大ニュースになった「逃亡犯条例」に触れ、どこよりもわかりやすくお話します🎵その前にこの記事は導入として必ず読んでくださいね🎵
中国と台湾

【超わかる】中国と台湾の歴史

一国二制度について

  • 一国二制度」とは


  • 「一国二制度」と香港


  • 「一国二制度」と台湾


  • 逃亡犯条例」とは


  • 「逃亡犯条例改正案」とは
Ryo先生
どこよりもわかりやすく徹底解説❗あ、質問はホーム画面下部の「問い合わせ」から🎵

一国二制度とは

この制度は「香港」で施行されている制度

Ryo先生
かつて、1840年の「アヘン戦争」で中国は敗戦。本土のほとんどを欧米列強国に支配されてしまった。ずっとね。
生徒
イギリスやフランスにドイツ。日本も中国の領土であった「台湾」を一部占領していましたよね❗
Ryo先生
そうなんです。「香港」はイギリスによって支配されていて、イギリスから返ってきたのは「1997年」でした。長いですよね・・・💦
デビルン
ひゃ・・・ひゃくごじゅうねん!!!!!!!!?でもなんでイギリスが突然返還を?
Ryo先生
今の世界は一応「世界平和」の時代。ある意味でイギリスの「香港支配」は世界でもあまりいいことではなかったんです。そして・・・この返還からいろいろなことが・・・💦

このときにイギリスは言いました。


「いきなりイギリスの法律から
中国の法律に変わるのは大変だよね・・・。」



さらに・・・
この香港島で働いていた人々も言います。

「いや〜・・・困りますよ・・・
せっかくイギリスさんのおかげで商売できていたのに・・・
明日から中国ですか!!!?勘弁してくださいよ〜💦」

ん〜〜〜〜・・・じゃぁ・・・

「もうイギリスは香港から離れるけど・・・

今すぐに中国とは一緒にしないから

50年間香港のことは香港の人が決めて🎵いいね?

もし、不安なことがあったらもう中国に聞いて❗じゃっ❗」

と・・・。

生徒
なるほど❗中国の中に香港があるけど、香港は中国のことを少し気にかけながら、国を作っていったんですね🎵これ、中国自体はどう思っていたのですか?
Ryo先生
そこが重要なんです🎵中国は、やっと自分たちの領土が戻ってきたが、北京周辺で精一杯。いずれは台湾も中国に入れたい。だから香港で「お試し実験」をしてみたんです。
生徒
「お試し実験」???香港がなぜお試し???台湾ではなく???
Ryo先生
なんせ香港は北京から「遠い」。中国から独立されても困る。支配下にはおいておきたい。でもいきなり香港にあれやこれや完全なる支配をするのは「無理」・・・。イギリスには勝てない。そこで、ある程度自治を認め、試しに50年やらせてみようと考えた。そののち、支配力を強め、そのノウハウを使い「台湾」をも中国支配下へと考えた。

1つの国の中に・・・

まるで・・・

もう1つの国があるような制度。

それが・・・

一国二制度


ということです。

生徒
お〜〜〜〜〜〜〜!!!凄いわかりました🎵笑 びっくりするぐらいわかりますね・・・。恐ろしい・・。

一国二制度と香港

香港国旗

その香港は・・・

中国から独立した「特別行政区」として

独自の政治

独自の立法

独自の司法権を所持していた。

生徒
なるほど❗中国で規制されていることも、中国から命令されることがあっても、香港では「自治が認められている」から「嫌だ!!!」といえばある程度は聞かなくていいんですね❗
Ryo先生
その通り❗「一国二制度」がありますからね❗中国は中国。香港は香港。これが1997年から「50年間」。つまり・・・2047年までの「お試し期間」というわけです。

中国では決して認められない
中国政府(共産党)への批判」も・・・

言論の自由」がある香港では「可能」なんです。

なんと・・・独自の通貨まである。

生徒
香港すっごいですね❗独自の通貨まで!!!?もう中国とは別の国じゃないですか❗
Ryo先生
そうなんです。香港は中国とは違う「1つの国」なんです。それが「一国二制度」。ちなみに独自通貨は「香港ドル」中国の「人民元」じゃないんです❗
デビルン
すご!!!!!・・・あれ?あれれれ???今、お試し期間ど真ん中やん!!!大丈夫なんか???最近それで、もめてるんやろ?
生徒
先生・・・「一国二制度」はすごくわかりました。でも、デビルンが言うようになんで今、その香港が色々と話題に???
Ryo先生
50年のお試し期間も今年で「23年」・・・。経済力が世界トップクラスになった中国が香港の自治にどこまで踏み込めるのか・・・「圧力」をかけ始めたのです。

一国二制度と台湾

台湾国旗

もちろん台湾は

香港と中国の関係を注視しています。

香港の自由が奪われれば

次なる標的は「自分たち」・・・。

受け入れることなどサラサラ出来ません。

生徒
ヤバいですね・・・台湾は「タピオカ」とか千と千尋のモデルとなった「仇份」だけじゃないんですね・・・しっかり勉強しないと・・・。
Ryo先生
そしてついに、中国の圧力が明らかになる「香港」・「台湾」を驚愕させる事件がたてつづけに起こるんです。

逃亡犯条例

香港・台湾を揺るがす事件が起きた。

それが・・・

逃亡犯条例改正案」の提出

生徒
「逃亡犯条例改正」?”改正”ってことはもともと条例があったんですね??逃亡する・・・犯人?教えて下さい💦

逃亡犯条例」から話をします。

逃亡犯条例
香港はアメリカやイギリスなど、かつて交流があった「20カ国」と締結していた。

内容は簡単で・・・

事件の容疑者
条例を締結している国同士、身柄を引き渡すことができる
という内容。

生徒
ふんふん・・・。特に違和感はないですね❗悪い人はちゃんと罰しないと・・・。

例えば・・・アメリカの自由の女神の下で

香港の人が・・・

「香港の政府ってね、最悪だよ!
仕事しないし
税金上げるし・・・
なにが独自の自由の国だよ!
くそったれ!!!」


って批判運動をしたとしましょう

デビルン
ははははは!めっちゃキレてるやん❗笑 なにされたんかなぁ❗笑

その香港人は香港から飛行機でアメリカへ行き

香港批判をしているわけですから・・・

残念ながら「逃亡犯条例」により
香港に身柄を引き渡され、罰せられます。

デビルン
せやろな❗もうあかんで〜!批判運動なんてするんちゃうぞ!!!ってな❗

ところが・・・
当時の香港と台湾には

その引き渡し方の「ルール」がなかった・・・。

生徒
あ!そこはなかったんですね❗あっちゃ〜・・・作るしかないじゃないですか❗

そうなんですよ。

なので・・・

もし香港人が台湾で批判運動をした場合・・・

何万人規模に拡大しても・・・

主犯格の身柄はそのまま。


香港政府は
「台湾さん・・・

なんとかなりませんか?その運動・・・💦」

って言うしかなかった。

Ryo先生
「香港」も「台湾」もお互い・・・「どうしましょうか?💦」ってね・・・。

実はこの「逃亡犯条例」・・・

香港は「中国」とも結んでいませんでした

生徒
うっわ〜〜〜・・・なんかとても嫌〜〜〜〜な予感・・・笑

そこで、ある事件が起きてしまうんです・・・笑

それが台湾で起きた


殺人事件」でした。

逃亡犯条例改正案とは

裁判

台湾に旅行に行った香港人カップルの男性が

旅行先で口論になり・・・



彼女を殺してしまった

デビルン
おいおいおいおい・・・彼氏何してんねん・・・。

その男性が香港の人

彼は台湾ではなく・・・

帰国した「香港」で逮捕された

もちろん犯人は、現場検証がありますので

殺害現場である「台湾」へ引き渡す必要が出てきた。

生徒
ふんふん。わかりますよ🎵・・・・・・・あ!!!香港と台湾・・・条例は適用されてないじゃないですか❗どうするんですか?
Ryo先生
さすが❗しっかり頭に入っていますね🎵そうなんです・・・なので、今回は「逃亡犯条例」の「改正」が必要になってくるんです。わかりますね?
生徒
めちゃくちゃよくわかります。改正する必要がありますね。しなきゃですよ❗今回ばっかりは❗

「逃亡犯条例」の改正が行われようとした

まさにそのときっ❗

中国が、ここに介入してきたのです

生徒
でたーーーーー!!!ここで〜!!!!!!!!!!なんて言ってきたんですか!!?

香港は中国の一部である

香港のリーダーは、我々の共産党員からなる
指名委員によって選ばれたのだぞ!

よって!!!

香港の代表は中国の代表でもある!

改正案はこの中国が決めようではないか❗」

とね・・・

生徒
あ〜〜〜こわいこわいこわい・・・来た・・・ボスが来たよ・・・。恐ろしい・・・。


そして・・・改正案が出された

この内容に香港は大きな衝撃を受けます❗


生徒
え!!!!!!なになに!?こわいよ〜〜〜〜〜・・・・・・。先生〜〜〜〜〜。



「香港・台湾、互いの要請があれば
引き渡しを可能とする」

となれば全く問題はなかった・・・

デビルン
あ・・・違うのね・・・そうはならなかったんやね・・・どうなたんや!!!!!RYO〜!!!!

ところが、その改正案は・・・

中国・台湾、互いの要請があれば
引き渡しを可能とする


となった。

これに香港は
恐怖と憤りを覚えたのです

生徒
え???これまずいんですか???・・・「香港」が「中国」に変わっただけですけど?

この改正案が通れば・・・

香港の自由はほぼなくなる

Ryo先生
つまり、「逃亡犯条例」の管轄が香港ではなく、「中国」に渡る・・・。すると・・・例えば、香港で中国政府を批判したものがいたならば・・・

中国に送還され、
処罰を受けてしまうことになる
・・・

さらにいうと・・・
中国政府が気に食わない一般人

なにか口実を付け・・・



容疑者とみなしたのならば・・・

誰しもが中国に送還されてしまう!!!


Ryo先生
今までの香港は、中国の批判もできたし、拉致されたけど、本屋さんに中国批判の本があった。


「嫌なものは嫌!!!」と言えていた。

しかし!


この改正案が可決されたら・・・

香港の人は・・・
なにか少しでも共産党批判をすれば

中国に送還され、処罰

別に何もしていないのに
ちょっとでも中国に目をつけられたら・・・

人生が終わります

つまり・・・

香港が完全に中国の支配下となってしまう

生徒
うわ〜〜〜〜・・・めちゃくちゃわかりました・・・。香港の人まずいじゃないですか!!!

こうして香港のひとたちが

「ちょっとまて〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!」

と大規模デモを行っているんです。

これが逃亡犯条例改正案に対するデモです。

この条例改正案は完全に撤回されました・・・

しかし・・・
中国共産党はさらなる攻撃を香港にしてきたのです・・・

それは2020年5月のことでした・・

今後の中国、香港、台湾・・・

大注目です。