皆さん大好き「カレー」が生まれたインド。
世界一のカレーを生み出したインドにある神話
を今回楽しく学んでいきます❗
現代の日本にも大きく影響を与えるインド・・・
死んだ人をお祈りする「仏壇」とかお寺とかの
仏教はインド発祥だし・・・
あの「カースト制度」もインド❗
そうです❗日本の文化を作ったと言っても過言ではない。
そのインドに伝わる超おもろい【神話】を
お話していきます・・・
⇩ インドの歴史はこちら❗ ⇩
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【インド世界史の窓】インドの宗教や文明について!インドの歴史わかりやすい解説。インド文学やインドコロナ状況も紹介!
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インド神話の誕生
古代インドにはもともと「バラモン教」という
宗教があり、人々はその神「インドラ」を信仰。
そのインドラに使える法の神「ヴァルナ」も
熱心に信仰していた。
この神の乗り物が「象」でした。
象は神様の乗り物なんですね❗
しかし、そのバラモン教は司祭者優遇の内容で・・・
一般人には到底受け入れられない内容だったので
バラモン教は「このままじゃマズイ❗」となり
各地で人気のあった宗教を混ぜて・・・・・・
「ヒンドゥー教」を完成させた。
多くの宗教を合体させ、うまいこと物語を合体
させたので・・・結構矛盾も多い・・・
なるほど・・・
しかし、その分影響力もものすごくて・・・・
ヒンドュー教のなかで「荒くれ者」だと言われた
神「アスラ」は・・・仏教にも影響を与え・・・
「阿修羅」となった。
おぉぉぉ❗❗
ね❗ものすごく関係するお話です❗
神話ってドキドキしますね❗
⇩ 他にも解説しています❗ ⇩
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超面白い超わかるギリシャ神話のあらすじをわかりやすく解説【ゼウスやオリンポス12神】
この地球上すべてのものはどこから始まったのか。そのすべてが分かる超面白い記事!あの神様たちが豪華出演!
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インド神話とは
さぁインド神話を語る上で大事な2つの物語が
あります。「ラーマーヤナ」と「マハーバーラタ」
です。
日本で言う、桃太郎❗みたいな・・・。
「ラーマーヤナ」の内容は悪者にさらわれた姫
シーターをラーマ王子様が弟と助けに行く物語。
まさに【スーパーマリオ】と【ラピュタ】。
わ❗ほんとだ❗❗
さぁ、その物語をお話すると・・・
悪者のボス「ラーヴァナ」は不老不死を得ようと
1000年間「片足で立つ」という修行を行った。
そして「神も悪魔も殺すことのできない体」を
手に入れ、調子に乗ります。
その時に・・・「人間も含めなくて大丈夫???」
と言われますが、人間には殺されないとナメてた
ラーヴァナは人間は含めなかった。そして・・・
ランカー島を支配し、暴虐を繰り返した。
この島が現在の「スリランカ」です。
インドの南にポツンとある島ですね❗
このラーヴァナの行動に維持の神「ヴィシュヌ」
が動きます・・・。懲らしめるには「人間」に
なればいいんだと、ヴィシュヌは「ラーマ王子」
に化け、横暴を繰り返すラーヴァナを倒しに・・・
こうしたお話から始まります。
さて、連れ去られた姫シーターはと囚われた国で
破壊の神シヴァによって旦那を選ぶ儀式に参加
することになりました・・・・・。その儀式は
神シヴァの持つ伝説の弓をかまえて、射ることの
できる「強い者」が条件であった。
そこにラーマ王子も並びます・・・。
お・・・ヴィシュヌですね❗
「グっ・・・ぐぐぐっ・・・バキッ❗❗❗」と
その伝説の弓を破壊し・・・これを見たシヴァは
「いいねぇ〜❗❗君採用❗」とラーマとシーター
は結婚した。そして王位継承が回ってきます。
ラーマは腹違いの弟が居ます。その弟の母が突然
「ラーマじゃなく、うちの子を王にしなさい❗」
としゃしゃり出た・・・。
いつの時代も王位継承が問題か・・・
弟は兄が大好き・・・。「ラーマ兄貴・・・ほんと
ゴメンな・・・うちのおふくろが・・・。」
ラーマはそれに答えます。
「いいんだ。その気持もわかる。俺が出ていく
からしっかりこの国を頼むぞ❗」この言葉を
聞いた弟も兄貴を追っかけ・・・結局・・・
ラーマ、妻シーター、ラーマの弟3人で国を
抜け出し旅をすることになった。
3人が森にいたところ・・・・
悪魔ラーヴァナの妹がやってきてラーマを誘惑
するもラーマはきっぱり断った。激怒した
ラーヴァナ妹ちゃんは、ラーマの妻シーター
を殺そうとするも、返り討ちにあった。
「ラーヴァナ兄ちゃん、なんとかして〜❗」と
泣きつき・・・ラーヴァナはシーターを拉致。
ラーマと弟は探す旅にでる・・・。
こうして物語が始まるのか❗
インド神話「ラーマーヤナ」
その度の中で、ラーマたちは様々な人や動物を
助けました。その中でサルを助けたとき出会った
のが・・・空も飛べるカリスマ猿「ハヌマーン」
仲間に加わります。
中国に伝わり「孫悟空」となりました。
おぉ〜❗❗伝説の猿❗
ランカー島にシーター姫がいる情報を手に入れた
ハヌマーンは単身で乗り込んだ。そこには悪王
ラーヴァナもいました・・・。姫を助けようと
するも失敗。尻尾に火を放たれたハヌマーンは
巨大化し、暴れまわった・・・。
え・・・ドラゴンボールやん❗
その様子を見ていた怪鳥ガルーラはハヌマーンに
参戦・・・ラーマのもとに帰り、島へ乗り込む
ことを提案した。王・猿・鳥とともに・・・・。
え❗これ桃太郎っ❗
そうなんです❗そうそう❗
実はドラゴンボールも、スーパーマリオも・・・
そして日本の民話「桃太郎」も実はインド神話
ラーマーヤナが原点かもしれないのです。
さぁ続きです。
現在のスリランカであるランカー島に乗り込んだ
ラーマ、弟、ハヌマーン・・・それを迎える
ラーヴァナたちの戦いが始まります。
おぉ〜・・・楽しみですね❗
ラーヴァナ側は弟であり、最強の悪の実力者である
インドラジットを送り込み、ラーマ弟と戦います。
これになんとか勝利し、その後ラーマも悪の帝王
ラーヴァナに勝利する物語が「ラーマーヤナ」❗
しかし・・・まだ続きが・・・
無事にシーター姫を助けたラーマでしたが・・・
妻の様子がおかしい。もしかして・・・・
ラーヴァナと関係を持ったのでは!!?と
妻シーターを疑ってしまいます。
えぇ〜〜❗ひでぇ❗❗
そこでシーターは「真実の火」に飛び込んだ。
真実の火!?
真実を述べたときは焼かれない火です。
火に飛び込んだシーターは【焼かれなかった】
ラーマは安心しました・・・・しかし・・・
インド国民はまだ疑っていた。
ラーマは国民に押され、シーター姫を森に追放。
もう二人は会うことはなかった・・・
インド神話「マハーバーラタ」
インド最大、いや、世界最大の物語数を誇るのが
「マハーバーラタ」。血みどろの話が多いですが
主人公は盲目の兄とそれを補助する弟のお話。
弟は兄の目となり、王様となります。
目が見えないのか・・・・
しかし、その弟が早くに死んでしまい・・・
兄が王位継承してから物語が始まります。
兄には100人の子供がいて、死んだ弟には5人の
子供がいました。
ん???100人!?笑
神話ですから❗笑 兄はその105人の子を育てます。
しかし・・・圧倒的に弟の産んだ「5人」のほうが
「優秀」でした。よって王位継承を5人の長男から
選ぶと・・・100人側の長男が激怒し、大乱闘❗
なんとか5人を国外追放することに成功します。
その後はなんとか和解・・・本国に戻った5人と
追放した100人と・・・それぞれの国を作り
生きていくことになった。
うわぁ・・・なんか起きそう。
正解です・・・。
5王子は優秀なので、国が繁栄。これに対して
100王子の長男がまた怒ります・・・・・・
なんとかその力をねじ伏せようと、いろいろな
罠を仕掛け、ギャンブルに乗せた・・・・
なんと掛けたものは「国土と財宝」だった。
これに5王子が敗戦、12年再追放されます。
優秀な人は掛けに弱いか・・・・
13年目に大戦争となります。
13年間の間・・・5王子たちの知り合いや恩師・・・
友人などは100王子軍に所属しているので、戦争と
なったら彼らと戦うことになってしまう・・・
これに悩みますが、無事に勝利を収めます。
しかし、たくさんの身内や知り合いや友人を
殺してしまった・・・その償いとして彼らは
ヒマラヤに登り・・・そこで天に舞い上がった。
天で多くの神々が迎え入れてくれました。
ヴィシュヌやシヴァですね❗
インドの神々たち
維持神ヴィシュヌや破壊の神シヴァが今回のお話
でも登場しましたが・・・上の写真のシヴァ神は
愛妻家で、頼ってくる人を必ず助けてくれる
最強の神。
色々なものに化身し、インドを平和に導く神
ヴィシュヌ・・・。
あのラーマ王子にも化けましたよね❗
実はあのブッダにも化けているという話。
へぇ〜❗❗そうなんだ❗
仏教の原点もヴィシュヌだよ〜って。
先生・・・インドは「象」も人気ですよね?
知る人ぞ知る大人気小説「夢をかなえるゾウ」は
インドの神で大阪弁の「ガネーシャ」が・・・・
登場人物と読者とともに、人生を大きく魅力的に
変えてくれる本が苦手な人でも読める本。
⇩ 私のブログでもご紹介 ⇩
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【面白い本2023】おすすめ本嫌いでも読める本!本が苦手でも読める本!読んで面白い本などおすすめ本をご紹介!
本を読むことってしたいと思うけど、面白い本に出会ったことがないと・・・本のせいにしている人は多い。でもね・・・その本に「救われる人が多い」んです
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この象の神「ガネーシャ」もインドで大人気❗
ガネーシャは「富と学問の神」。なんとシヴァ神
の子供なんですが・・・もともとは人間でした。
え❗なんで象に!!?
あるときガネーシャはママに言われた・・・。
「お風呂入るから、誰も中に入れないでね❗」
そう言われ、風呂場の外で見張りをしていました。
そこに現れたのがパパのシヴァ。
「おい。中に入れろ・・・・。」と言われるも
ママの言いつけをり、断ったガネーシャは
首を切られた。
いやいや怖っ❗
風呂場から出てきたママにシヴァは言われます。
「馬鹿じゃないあんた❗❗首探してきなさい❗」
そう言われ探すも見つからなかった・・・
そこに・・・
「パぉ〜〜〜〜〜〜〜ん」
近くを象が通りかかります・・・そのぞうを見た
シヴァは・・・・「これでよくねね?」と・・・。
こうして首から上が象になりました。
いやいやいやいやいや。
さぁ・・・もう1つはヴィシュヌの乗り物。
のりもの???
その名も「神鳥:ガルダ」
鳥の顔、羽、足・・・でも体は人間という「鳥人」
です。これはインドの国章にもなっているんです。
インドネシアの航空会社の名前にも採用されている。
現代日本にも大きく影響を与えたインド神話。
世界は意外なところで繋がっているんです・・・。